お茶、お華、香道などの習い事を充実させたい
日本伝統の礼法・マナーを学ぶ事で、美しい立ち居振る舞いを身に着ける事ができます
茶道や華道や香道というような「道」と名付けられた各種の文化は、【全ての事柄や事象は1つしか存在し得ないもの(例えば神、真理、誠、正義、愛、などのような)から生まれていて、その1つなるものに世の中のすべての事柄が支配されている。】と言う哲学に基づいて育まれてきました。
例えば、芸術の目指す所は山の頂きの一点(美の極み)を目指す為にあるが、私達の日常生活からその頂点に至る過程には登山道と同じように様々な登り道があり、これら無数の登山道を生み出す山のふもとが私達の暮らす社会(全ての物事や事象)という考え方です。つまり頂上なくしてふもとはなく、ふもとなくして頂上なしということでもあります。
全ての物事や事象には「わび・さび」や「陰陽」あるいは、静と動、縦と横、プラスとマイナスなどの対の関係がひそんでいます。それぞれの登山口においてこれらの対の関係を見定める練習を行い、様々に存在する対が一つに調和(山の頂点)されるところを考え、探し、訪ね当てる工夫をしながら山を登る過程が「道」とされます。
対は様々な事象にひそむ二つの関係ですが、先述した神や真理、正義等は一つなるものつまりは対でない、対が絶える存在なので絶対的な世界と言われます。言い換えれば山の頂点に当たる世界です。
その絶対(頂点)を極みとして美を探し、愛を求め、永遠を感じようとして日々稽古や工夫を重ねる過程を道楽(道を楽しむ)と言います。
きものの装いに「道」を求める当学院では、装い(着付け)の技・技術に対して、所作や振舞い(礼)を相対させて大枠の対と定めます。着姿と所作のバランスがとれ、調和の取れた美しさに結び付く鍛錬をしていきます。
茶道や華道、舞踊等を含め日本の伝統的なお稽古事・習い事はきものの対を整えた美からそれぞれの所作や振る舞いに入っていくので正しくきものは日本文化の道の出発点です。
いわば日本の伝統文化の土台に当たるのが着物の装いと所作です。すなわち、きものの装いを「道」と定め、このようにして学んでいけば自然と茶道や華道や香道の本質と繋がって行くことになります。
「一芸に秀でる者は諸芸に通ず」ということわざがあるのはこのことを指しています。
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